6月22日から4日間、中国上海に行ってきました。
新刊「あじさい日記」のサイン会、各種テレビ出演、対談、出版提訴、テレビ、新聞各社の記者会見など、休む暇もない4日間でした。
このうち、これまで数多くの海賊版、および勝手にわたしの名前をつかった出版物についての、上海法務院への提訴が多くの関心を呼び、向こうの各紙のトップ記事になりました。
むろん、海賊版については、これまで多数確認し、不快に思っていましたが、これを買った読者とは関係ありません。
それより、提訴することで、この種の行為が改善されれば、より多くの日本の作品が中国に、そして新しい中国の作品が日本に紹介されるきっかけになると信じています。
さらに出版の健全化により、本当の意味での日中文化交流のきっかけになることを願っています。
事実、中国のマスコミも、不満を率直にいい、訴えたことに好意的で、無言のまま批判だけしている状態はよろしくない、という意見が多く、提訴の結果に期待しています。
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北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。