四月は二度ほど、京都へ行ってきた。
講演など、所用があってのことだが、おかげで、京の桜を堪能することができた。
だいたい、京都の桜は東京より一週間近く遅いが、初めに行ったときは、ソメイヨシノが満開であった。
二回目はそれより一週間ほど遅くれて行ったのだが、枝垂桜が一部満開、一部は散りかけていた。
だが鴨川上流の岸辺の枝垂れと御室や原谷の桜は満開。
京都は市内だけでもかなりの標高差があり、さらに比叡から琵琶湖まで足を伸ばせば、ゆうに一ヶ月以上は桜を楽しむことができる。
できたら、もう一回と思うけど、そう欲張っても仕方がない。
北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。