7月6、7日は、恒例の「ヤブの会」夏のツアーで、北海道に行ってきた。
もうご存知の方も多いかと思うが、「ヤブの会」とは、わたしを囲む担当編集者の会で、この名前の由来は、わたしがかつて医師をしていたからである。
むろん、わたしはこの名前に納得しているわけではないが、いつの間にか定着して、いまさら変えるわけにもいかない。
行先は、わたしの別荘のある札幌郊外のスウェーデンヒルズで、総勢60余名。ゴルフ組は、金、土とゴルフをし、観光組は夕張などを見学。金曜日の夜は全員が一室に集合して懇親会を行う。
このとき、例年、俳句会をおこない、投稿された句を全員で「ブー」とか「まあまあ…」などといいながら選考する。
ちなみに今回の最優秀作は「炭住跡ノラネコのそり額紫陽花」という句。
しかし句会だと毎年、上手な人が上位に入るので、今回からは川柳の部門も設けたが、こちらの1位は「薮の会七月だけはヒルズ族」というもの。
俳句、川柳とも、天、地、人に賞品が出るが、他に「あまりにひどい賞」というのも出すことにして、下手な人も救済することにした。
むろん、そのあと北海道の魚介類やトウモロコシなどとともに、ビールや焼酎などで全員、北国の夏を楽しんだ。
北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。