渡辺淳一原作「風の岬」が、「坊ちゃん先生」として放映されます。
◇日本海に浮かぶ孤島の病院に赴任した新人外科医が、貧弱な医療設備と経験不足に苦しみながらも精いっぱい奮闘。ヨシダトモコ脚本、藤尾隆監督。東京の医大病院にいた新人外科医の敬介(中村俊介)は、先輩らの勧めで日本海に浮かぶ孤島の村立病院に赴任。院長の栃久保(村田雄浩)やベテラン主任看護師の大石(室井滋)のサポートを受けながら診療に励む。そんな中、敬介は島に来るフェリーで知り合った有希子(黒谷友香)から呼び出される。敬介は有希子とはかかわらないよう大石から忠告されていた。だが、有希子と会った敬介は、彼女がふと見せた涙に何か深い訳があるとにらむ。間もなく村長の一色(伊武雅刀)が交通事故で大腿(だいたい)骨を骨折し、手術が必要になる。
出演: 中村俊介, 黒谷友香, 室井滋, 伊武雅刀
この2月7日「鈍感力」(集英社1100円)を刊行しました。
これはもちろん、小説ではなくエッセイです。
いきなり、鈍感力など、奇妙なタイトルだと思われる方も多いかと思います。しかしこれはかねがね思っていたことで、鈍感なのは生きていくうえで、強い力になる、ということです。
たとえば会社で上司から叱られたり、なにかいやなことがあってもすぐ忘れて、前向きにすすんでいける人、肉体的にも、よく眠れて、目覚めもよく、なんでも好き嫌いなく食べて消化できる。こういう力こそ、本来の才能を育み、大きく花開かせる原動力になるのです。
この鈍感力の最たるものは母親の子供への愛です。たとえウンチでも、子供のものなら色を見て匂いを嗅いで、さらに汚したご飯もつまんで食べることができます。たとえ子供が罪を犯しても、母親だけは許します。この大きな愛こそ、鈍感力以外のなにものでもありません。
また、男と女の愛も見方を変えたら鈍感力で、愛する人のことなら、かなりのことでも許せます。
これまで鈍感というと、なにか悪いマイナスイメージのものと思われがちでしたが、そんなことはありません。ひりひりと傷つき易い、鋭く敏感なものより、たいていのことではへこたれない、鈍く逞しいものこそ、現代を生き抜く力であり、知恵でもあるのです。
この本を読まれて、自分にはどの程度の鈍感力があるのか、そしてどのように考えれば前向きに生きていけるのか。参考にしてもらえれば幸いです。
「愛ルケ」ブームが高まる中、文学世界をより深く体感し、主人公「菊治と冬香」の実感にせまるとともに、より深いエクスタシーを実現すべく、講談社より刊行。
価格: ¥ 1,575 (税込)
庄司 いずみ (著), 太田 穣 (著)
男と女で極める愛とエクスタシーの真髄
●渡辺淳一氏ロング・インタビュー
●あなたのうちに潜む「冬香」と「菊治」を探るチェックリスト
●菊治のお小遣い帳「倹約と奮発」
●至言、名言、愛の辞典
●愛ルケのエロスを科学する{絶頂までの四つのステージ、エクスタシーの直前に人の体は重くなる、八秒間のズレを忘れるな}
●愛の交歓名場面集
●私の心の中の「冬香」{妻たちの赤裸々告白}
●国際弁護士・八代英輝が「愛ルケ法廷」に立ったなら……
他■手にした人だけ楽しめる「ダブル・カバー」本書のカバーをはずすと、そこには村尾章一郎『虚無と熱情』。本書の扉には、『虚無と熱情』の装丁どおり、「愛するF に捧げる」という肉筆(渡辺淳一氏)の献辞がさています。
北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。