このところ、忙しくてブログの書き替えが遅れてしまった。
いつも読んでくださる方には、申し訳なかったが、毎日、さまざまな原稿の締切りに追われているので、絶対的な締切りのないこちらは、ついあとまわしになってしまう。
これからは、気をつけます。
ところで、遅れた最大の理由は、毎週土曜、9時55分からのフジテレビ、「知的冒険ハッケン」という番組のレギュラーになったからである。
これまで、テレビはときどき出てはいたが、いずれも単発で、ほとんどが予め録画してまとめたものだった。
それが、今回からは1時間半におよぶ生番組である。
出てみてつくづくわかったが、原稿を書く仕事とテレビの仕事はまったく違うということ。
原稿のほうは、あれこれ考えながら、ときに消しゴムで消したり、途中、書きくわえたり、行きつ戻りつしながら書いていく。
しかし、テレビは速戦即決。内容よりも、まず反応の速さが求められる。
これがうまくできない。年齢の功で、心臓は図太いほうかと思っていたが、「あと、30秒」なんて掲示がでると、頭が熱くなって慌ててしまう。
でも、これで2回やって、少し考え方が変わってきた。
どうせ自分は活字の世界の人間で、テレビの世界の人のように、素早くスムーズに喋れない。
だから、彼等に真似しようとするのではなく、自分のやり方でやっていくよりない。
そう思い直して、少し気が楽になったけど、スタジオに行くと、やっぱり緊張してしまう。
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北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。