もう1年以上前になるが、オリジナルのカクテルをつくったことがある。
このカクテルの名前は「幻覚」
たまたまその前、読売新聞に「幻覚」という小説を書いて、中央公論社から出版したがそれを記念してつくったのである。
カクテルのレシピは以下のとおり。
ジン 40ml
グレープフルーツ 60ml
ペパーミント 5ml
シロップ 10ml
レモン 1滴
チェリー 1個
これをカクテルして、中型のフルートグラスに入れ、底にチェリーを1個沈める。
一般のカクテルグラスは見た目は華やかだが、色気がないので、フルートグラスにして、底にチェリーを1個沈める。
これで、ミントの淡い緑と赤いチェリーが鮮やかな色合いを見せ、妖しい雰囲気をかもしだす。
全体の味は甘くて引き締っている。とくにグレープフルーツの口当たりのよさで、女性も好んで飲むが、2杯も飲むと軽い酔いを覚えるから、弱い人は要注意。
むろん、勝負カクテルとしてもつかえるけど。
その後、積極的に宣伝していないので、知っている人は少ないが、いまも皇居に近いパレスホテルや渋谷東武ホテルのバーでは飲める。
1杯、1100円から1200円程度。
カクテルに興味のある方は、ぜひお試しください。もちろん頼む時は「幻覚」と指示してください。
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北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。