あまりの寒さと、新聞小説が終った骨休めにハワイに行く。
この時期なら空いているかと思ったら、ホテルもゴルフ場も満杯に近い。
やはり日本が寒いからと思ったら、さにあらず。多くはアメリカ人。それも去年の夏のハリケーンの影響でフロリダ周辺の避寒地が打撃を受けたため、東海岸からもきているらしい。
それはともかく、ホノルルで三泊。久しぶりにゴルフをして夜はフレンチとイタリアンとステーキ。そしてアルコール。
おかげで日本にいるより疲れたが、気分の転換にはなった。
ハワイへ行く前、一日、熱海に行くが、かなりの寒さ。広大な梅園に行ってみたが、人だけで梅はまだ固い蕾(つぼみ)のまま。
かわりに枝ぶりを見るが、やはり淋しい。
以前から、「梅は本妻、桜は愛人」のイメージだと思っていたが、いまは本妻の梅がようやく咲きはじめたばかり。
本格的な春はまだ遠い。

幻冬舎の見城社長らと
北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。