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2005年12月26日

イヴはそば屋で

 クリスマス・イヴ、狂ったように人々が街に出て、フレンチやイタリアン・レストランは超満員。
 さらに、お互い「メリークリスマス」のメールを打ち合い、プレゼントを贈り合う。
 まったくクリスチャンでもないのに、この狂った燥ぎかたはなになのか、というのは月並みの意見か。
 まぁ、騒ぎたい者は騒いでいればいいのだが、イヴだからといって、食事をする場に困ったことは一度もない。
 それというのも、イヴは洋食系のレストラン以外の店に行くからである。今年も、がらがらのそば屋で鴨焼きとおでんを楽しんだが、その他に、鮨屋や天婦羅屋、中華料理店なども空いていて快適である。
 なんでも、みなと逆のことをするように。

16:25 | トラックバック(0)

2005年12月21日

1月12日発売!
作家生活40周年記念アンソロジー
『渡辺淳一自選短篇コレクション』全五巻


渡辺淳一、作家生活40周年を記念して、『渡辺淳一自選短篇コレクション』全五巻が朝日新聞社より発刊されます。

渡辺淳一氏の作家生活40周年記念して編まれた傑作アンソロジー。その文学的原点となる医学小説、さらに近年の恋愛小説、歴史時代小説など、約150の中短編から、著者自らがジャンルごとに精選し、全五巻に配した短篇コレクション。

各巻予価:本体1800~2000円+税


直筆サイン本を5名の方にプレゼントします!
ご応募は、ここをクリック!(1月末締切)



渡辺短篇Ⅰ 001.jpg
刊行記念サイン会
場所:三省堂書店 有楽町店(交通会館)
日時:1月26日(木)18:30~
*要整理券 先着100名
お買い上げの方先着100名様に、1月12日(木)より整理券を配布いたします。
*お問い合わせ:03-5222-1200(代)


詳細情報

15:02 | トラックバック(0)

年賀状完成

このところ、連日、原稿に追われている。
 二十三日からの三連休に続いて、年末年始の休みに入るため、原稿を十日分くらい、早めに送らなければならない。
 日頃から、締切りに追われている小生にとっては、まさに受難のとき。
 とにかく、二十七、八日で大きな山をこすことになるけど、はたして無事こえられるのか。
 そのかわり、年末年始は東京から一歩も外へ出ない。
 いつも講演や取材などで各地を飛び廻っているので、長い休みのときは人混みを避け、さらには、このときを楽しみに出かける人たちの、お邪魔をしないように、というわけ。
 そんなわけで年賀状も遅れていたが、昨日ようやく完成。といっても、年賀状に刷り込む俳句が完成しただけだけど。
 毎年、一句入れる慣わしになっていて、いまさら止めるわけにもいかず、毎年、苦心するが、今回は次の一句。「新年や思うことなく髭を剃る」
 ちなみに去年の句は、「恋やつれ仕事やつれで俺が春」そしてその前は、「初詣またあやまちをくり返す」だけど。
 以上の二句からみると、今年はユーモアが薄れて、少し正調すぎるかも。
 それにしても、そろそろ一年も終る。月日が経つのは早いと、嘆く人は多いが、刑務所にいる人にとっては一年は遅すぎる。それからみると、早いと感じるのは幸せな証しと思って、新しい年へすすもうか。
 ところで、この暮で作家生活四十周年になる。この起点は昭和四十年暮れに「新潮同人雑誌賞」をもらい、それが芥川賞候補になってから。
 以来、何万枚の原稿用紙をつかい、何百本の鉛筆をつかい古してきたことか。このあたりで、原稿用紙と鉛筆の供養会でもしようかな。

14:59 | トラックバック(0)

2005年12月13日

証人喚問 、 「SAYURI」 、 乳がんの早期発見

 国会での姉歯建築士への証人尋問を見るが、これを追及する議員たちの、甘さに呆れる。
 とくに最初の自民党議員は、真相究明といいながら、自分たちのくだらぬ知識や考え方を延々と披露するだけ。
 あんたのいうことなど、ききたくない。それより姉歯の証人尋問なのだから、姉歯に喋らせろ。それにしても、もう少しシャープで頭のきれる議員はいないのか。

「SAYURI」を見るが、ひどすぎる。
 日本の伝統文化も、なにもわかっていない。ただ芸者をオモチャとしてしか見ていないアメリカの独善と優越感だけが露骨にでている駄作。
 まさに国辱的映画だが、これに喜んでいる役者たちも、国辱もの。

GEヘルスケア・エッセイ大賞の授賞式とパーティ。今回のテーマは、「乳がん“マンモグラフィ検診率2%”について」大賞受賞者は谷津泉さんの「手術後の心を伝える~乳がん患者からの提言」。乳癌になった体験をもとに、鋭く切実に、現在の医療の問題点を指摘している。
 その一つ、乳癌検診に有力なマンモグラフィによる検査で、男性技師に触診される辛さ。女性の心を理解した愛情ある診断と治療への希望は当然で、早急な改善が望まれる。現在、乳癌の発症率は女性の二十三人に一人とか。年々増えているというが、それは早期発見の方法が進んだからではないか。それが高じて、「やたら発見、やたら手術」についても、一考するべきだろう。

16:54 | トラックバック(0)

2005年12月07日

近そうで遠いところ

 福井県大飯市に講演に行く。
 ところが、この依頼を受けたときに、福井市と、勝手に思いこんでいた。
 むろん秘書のM君に、もう少しきちっときいておくとよかったのだけど。日が空いているというので、簡単にオーケーを出していた。
 ところが、いざその日が近付いて仰天した。なんと、福井でなく福井県で、しかもその一番西にあり、小浜に近い。
 ここまでどうして行くのか。改めて調べると、京都まで新幹線で行き、そのあと在来線で綾部へ行き、そこからタクシーを一時間半近くとばして大飯へ。
 ここまで、事務所を出てから、実に六時間。むろん帰りも六時間はゆうにかかって、合計十二時間。
 これだけあれば、ハワイ往復もできたかも、とあとで思ったけど。
 それにしても、地図では倍近く遠い福岡へは、一時間半で行ける。
 そろそろ日本地図も、平面の図形だけでなく、どこへは何時間で行けるという、時間ごとの地図を、誰かつくってくれないかな。
 とにかく遠くて疲れたけど、地元の人が歓迎してくれて、夕食に食べた、ぶりの刺身と甘鯛の焼きものが美味しくて、疲れもいくらか癒された。
 それに夜道の暗さも淋しさもわかって、それなりに勉強になることも多かった。

10:02 | トラックバック(0)

2005年12月01日

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渡辺淳一プロフィール

北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。

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