2005年11月
日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
渡辺淳一のインフォメーション
渡辺淳一の日記
渡辺淳一の書籍
渡辺淳一オフィシャルサイトのRSS
渡辺淳一講演スケジュール

文字を大きく 元に戻す 文字を小さく

著名人.com イースピリット

2005年11月09日

毒にとり憑かれた女子高生

いま、世間を騒がせている、女子高校生による母親傷害事件。

 この女性の心理について、いろいろな識者がいろいろな意見をいっているが、わたしの判定は、「薬物フェチ」

 さまざまな薬物を見ていると、次第にその薬物の魔力に惹きつけられ、それを体験し、さらにはまわりの小動物や、はては人間にまでつかってみたくなる。

 この女子高生はこの薬物の妖しい魅力にとり憑かれて、お母さんまで実験材料にしてしまった。お母さんに特別の憎しみや怒りをもってないのはそのためで、ただ薬の効果を見たかっただけと思われる。

 かつて医師だった頃、いろいろな劇薬や強力な毒性をもった菌などを眺めて、そんな誘惑にとらわれたことがあるので、そう推測するのだけど。
とにかく、おたく秀才ほど陰気で怖いものはない。

20051109.jpg

15:54 | トラックバック(0)

渡辺淳一プロフィール

北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。

業務用プロフィール