「渡辺淳一の世界Ⅱ」
定価:2940円(税込)
A4判変型 /196頁
集英社
1999年から2008年まで10年間。
自らか「最も充実した年月」と語った、円熟のこの10年。
人間、渡辺淳一の素顔に迫った完全保存版です。
小説6編の作品論を中心に、インタビュー、語り下ろし、名対談、京都・銀座の歩き方などを、豊富な写真とともに収録!

これまで「渡辺淳一 オフィシャルブログ」を記してきましたが、生来の怠け癖が直らず、いつも間延びしたものになりご迷惑をおかけしました。
そこでこれからは、事務所の南田君が流してくれている、「渡辺淳一楽屋日記」に全面的にゆだねることにします。
わたしの近況について興味のある方は,
そちらを見られるよう、お願い致します。
先月、集英社から、「渡辺淳一の世界Ⅱ」が出ました。
この本は、10年前に出た「渡辺淳一の世界」に続くもので、「失楽園から鈍感力まで」という副題がついているとおり、この10年間の全作品の紹介、評論、対談などとともに、「愛と生を書き続けて」という語り下ろしも含まれています。さらに多くの写真が収録されていて、楽しく見易くなっています。
大変良い出来上がりなので、ぜひ、読んでいただけると幸いです。
去る7月12日(土)札幌プリンスホテルにて、渡辺淳一文学館10周年記念祝賀パーティーがおこなわれました。
会場には、東京から各社出版社社長、役員、編集者など100名、地元札幌から50名近くの方々が出席してくれて、盛大な会になりました。
パーティーはまず、大王製紙社長、井川意高氏の開会挨拶に続いて、文学館を支えているスタッフの紹介。さらに上野文藝春秋社長、山下集英社社長、見城幻冬舎社長、浅海中央公論新社社長、井上角川書店社長などの祝辞があり、その後約2時間、懇親を重ねてから、野間講談社社長の中締めの挨拶があり、そのあと、わたしが御礼の言葉を述べさせていただきました。
内容を細かく記せませんが、とにかくこれだけ多くの方達に守られて、作家生活を続け、こんな素敵なパーティーを開いていただいたことに、ひたすら感謝しお礼を申し上げるだけ。最後の方は思わず涙が出そうになり、声がうわずってしまいました。参会のみなさん、本当にありがとうございました。
札幌の「エリエールスクエア札幌 渡辺淳一文学館10周年」を記念した記念パーティーが7月12日(土)、札幌プリンスホテルで行われました。パーティーには、大王製紙 井川意高社長、林真理子先生を始め、各出版社の代表、渡辺先生の北海道時代のご友人まで集まり、150名以上のお客さまを迎え、大変華やかな中で、パーティーが行われました。
6月22日から4日間、中国上海に行ってきました。
新刊「あじさい日記」のサイン会、各種テレビ出演、対談、出版提訴、テレビ、新聞各社の記者会見など、休む暇もない4日間でした。
このうち、これまで数多くの海賊版、および勝手にわたしの名前をつかった出版物についての、上海法務院への提訴が多くの関心を呼び、向こうの各紙のトップ記事になりました。
むろん、海賊版については、これまで多数確認し、不快に思っていましたが、これを買った読者とは関係ありません。
それより、提訴することで、この種の行為が改善されれば、より多くの日本の作品が中国に、そして新しい中国の作品が日本に紹介されるきっかけになると信じています。
さらに出版の健全化により、本当の意味での日中文化交流のきっかけになることを願っています。
事実、中国のマスコミも、不満を率直にいい、訴えたことに好意的で、無言のまま批判だけしている状態はよろしくない、という意見が多く、提訴の結果に期待しています。
北海道生まれ。医学博士。1958年札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年「光と影」で直木賞を受賞。 1980年に吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞などを受賞する。